会場前回のvol.2から本来のダンスチームとしても発表会などを挟み、少し間があいてしまいましたが、第3回目となるハピネス Festivalの開催が決定いたしました!
今回は、昨年11月に西日本に続き日本では2つ目の設立となるこどもホスピス「うみとそらのおうち」を支援する目的でのイベント開催となります。
みなさんは、こどもポスピスという言葉を知っていますか?
実はteam HINATAの代表、TAMIKOをはじめ、スタッフのちーぼう、あやかも「看取りの場所」という印象を強く抱いている言葉でした。
ご存じの通り、team HINATAはキッズダンスチームです。
活動を共にする保護者達は当然みんな子を持つ親たち。
「ホスピス」+「こども」という、ある意味最恐ワードの組み合わせ…。
正直、もう悲しい気持ちしか沸いてこない言葉です。
とは言え、命にかかわる病気を抱えた子ども達、そしてそのご家族に対して、チームとして何かお力になれることはないだろうか。そんな漠然とした気持ちのもと、「うみとそらのおうち」を訪れたところ、そこはそれまでもんもんと抱いていたどんより曇を吹き飛ばすかのような素晴らしい空間でした。
座位が取れないお子さんでも楽しめるハンモック型のブランコや、思い思いのパーティーが楽しめるオープンキッチン、リフトレールでらくらく移動しながら家族みんなで入れる大きなお風呂、疲れたら休憩できる居心地の良いお部屋。
そして滞在中、安心して目いっぱい楽しませてくださる看護師さん、保育士さん。
ここではお子さんはもちろん、日々押しつぶされそうな思いで頑張りすぎるほど頑張っているご両親がほっと一息つきながら、安心してくつろげる場所でもあります。
「うみとそらのおうち」創立者の田川尚登さんはご自身の娘さんを悪性脳腫瘍で亡くされました。
余命を宣告されてからの数か月間、どんどん体に不自由が出てくる中、それでも工夫して日々成長を続ける姿を目の当たりにし、子どもの成長や楽しみを支える施設である「こどもホスピス」を作りたいという考えにつながったそうです。
日本では2例目となるこどもホスピス「うみとそらのおうち」。
各地で設立の動きはありますが、そもそもこどもホスピスは医療機関や福祉施設とは異なるため、その設立や運営資金は主に寄付金で賄われています。
こどもホスピスの存在を知らない方や、私たちのように少し違ったイメージを抱いている方たちが多く、また知らないことで利用する機会を失っているお子さんや、気持ちを相談できず辛い日々を過ごされているご両親が数多く存在していることだと思います。
そういった方たちが少しでも減るように。
また、「生きることを楽しむ場所」を今後もっと増やしていけるように。
支援イベントとして下記を企画いたしました!
team HINATA ハピネス Festival vol.3
7月9日(土)
10:00-15:00
湘南モールFILL 2F イベントスピース&コミュニティホール
一人でも多くの方に「うみとそらのおうち」の存在を知っていただき、イベントを楽しんでいただくことで、その対価が施設運営資金として活用される仕組みです。
うみとそらのおうちのブースでは本、バッチ、Tシャツ、エコバックなども販売します。
◾️ステージ
10:45-11:00 うみとそらのおうちご挨拶
11:00-11:15 teamACE17 (HIPHOP)
11:20-11:35 ARRie (手話ダンス)
11:40-11:55 ワンハンドマジシャンシリュウ
12:00-12:15 フラハラウオレイラニ(フラ)
12:20-12:35 インテグラルダンスカンパニー響と踊ろう
12:40-12:55 アラメア (チア)
13:00-13:15 Kupukupu Mai Ka Lā (フラ)
13:20-13:35 X-BORDERS(HIPHOP)
13:40-13:55 ayato(アフロダンス)
14:00-14:15 teamSunny(キッズダンス)
14:20-14:35 ハーラウフラオナーカマリーオカウー(フラ)
14:40-15:15 湘南ミュージックハイスクール
15:20-15:35 teamHINATA
◾️出店ブース
【ハンドメイド雑貨・アクセサリー】
【ワークショップ】
【フード・食品販売】
虹の子作業所
◾️アート・体験
こども縁日 by team HINATA
※ステージ、出店者の情報は予期なく変更の可能性があります。
ハピネス Festivalは今回で3回目を迎えますが、企画当初は志と情熱ばかりでなにもソースがなく、ある意味路頭に迷っていた私たちを温かく支援してくださった深沢ワンパーク様の後押しがあり、今の姿があります。
実績を積ませていただいたことで、様々な賛同を得ることができ、今回の湘南モールFILL様での開催につながりました。
このようなムーブメントが今後もつながり続けるよう、vol.4、vol.5と続けていきたいと思います。
今回のvol.3もたくさんの方がご来場くださいますことを心よりお待ちいたしております!
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